懐石料理@京都の老舗
さて今回は食べ物ブログ。先日大学時代からお世話になっていた京都の老舗焼き鳥屋さん、「とり新」さんで懐石料理を頂きました。
その内容と魅力を、若造が一丁前に書き連ねます。
とり新
さて今回お邪魔させていただいたとり新、お店自体は鳥料理、焼き鳥屋さんで、祇園四条近くの大和大路通り、白川筋の角に位置しています。
現在の場所に店を構えたのはなんと100年以上前の明治時代。もっというとルーツは織田信長の時代、450年程前になるとのこと。
そんな格式高いお店に、大学時代から縁あってよくお邪魔させていただき、いろいろ学ばせていただきました。
懐石料理
そもそも懐石料理とは。似たような言葉に会席料理があります。読んで字の如く、なんとなく違いは想像つきますが
懐石料理:お茶のため
会席料理:お酒のため
と言った分け方ができ、そのためどちらもフレンチやイタリアンのコースのように「メイン料理」が存在しないんだとか。
懐石料理の由来は、日に1度しか食事をしない修行僧が体を温めるために懐に入れていた「温石」に由来し、「体を温めるために食べる少量のご飯」という位置付けだそう。
要はお茶会前の軽い食事です。
料理
さて、そんな前置きは参考程度に。現在は料理も形態も多種多様に進化しています。作り手が懐石料理といえば懐石料理です
そんな中で今回出していただいた料理を紹介
そば、ちくわ、さつま芋は一緒に食べた仲間それぞれの出身地の特産品。さつま芋が甘くて美味しかった
お刺身は貝類が多く、目玉は赤貝。豪華!
また、珍しいホヤの刺身も。好き嫌い別れる珍味ですが、磯の匂いが感じられて美味しかった!
とり焼豚は水菜を巻いているので思ったよりあっさり。しかし味が染みてて香ばしい!
そしておふ。ここのおふは米粉を混ぜていて、すごくもちもち!!これが今回1番のお気に入りでした
カツオのたたきご飯。プリプリのカツオにミョウガが効いていておいしい!お米は福井県産のコシヒカリ。香りもよくなんと言っても甘い!
タイピーエンはタコの出汁が出ていてびっくり
締めはメロンでご馳走様
まとめ
高級料亭でここまで完成度の高い創作料理の数々をいただけて幸せです!!
普段は鳥料理屋さんですが、大将の腕と素材にこだわったお料理はどれも絶品です。
また、ロケーションも最高。THE KYOTO といった場所で、家屋で食べるお料理は一味違います
皆様も京都に行った際はぜひ!